キャンプでの作業は、極力、子どもと一緒やりますが、大人がぱっとやってしまいたい作業の時に、「やるー」と近づいてくると、『あー、ちょっと待って!ちょっと待って!』となってしまいます。そんな時に役に立つ、子どもが一人で遊べるアイテム、おえかきプレーンを紹介します。
キャンプでの遊び道具にぴったりです。
おえかきプレーンとは
水性マーカーで機体に絵を描くことができる、ポリスチレン製の飛行機です。ポリスチレンとは食品トレーなどに使われている素材ですね。紙飛行機よりも丈夫だし、多少濡れても大丈夫と思われるので、子どもの外遊びにはちょうどよしです。
設計されているのは、紙飛行機設計70年以上の二宮康明さん。子供の科学で49年間も、紙飛行機の付録を連載された方とのこと!お絵かきできない、別タイプの飛行機ですが、飛ぶ動画がこちら。
すごい、これはなかなか楽しそうだ。おえかきプレーンもこんなに飛ぶのか?と、期待が高まります。ちなみに、動画で使っているようなゴムカタパルトはおえかきプレーンにも付属されています。
組み立てよう
組み立てはすべて子どもにやらせます。1個余分に買っておき、もし途中で壊したらそれを与えることにしました。うまく作れたら自分用にして、一緒に遊べばいいしね。
機体に色を塗る
説明書では、色ぬりは組み立て後になっていますが、子どもには組み立て後だと塗りにくいかもしれません。ぬるのに夢中になり、ばきっ!とやって、「あーん!」となる未来が見えたので、最初にぬります。
胴体部にシールを貼る
シールはおもりの役割とのこと。胴体の先端部に色を塗った場合、シールが被るので注意。
主翼と尾翼を取り付ける
一番の山場です。主翼と尾翼を、枠から切り離し、胴体に差しこみます。切り離す作業、差しこむ作業とも、機体を割ってしまうリスクがあります。一応、そのリスクは伝えることにしました。
先端にゴムスポンジを取り付ける
おもりとクッションの役割とのこと。なので、多少曲がってもOKです。
主翼を上に折り曲げる
最後に主翼を曲げて完成です。説明書の絵を見せて、同じように曲げさせます。若干怖い作業と思いましたが、意外と丈夫なので信じてあげましょう。
つくった飛行機をみんなでほめよう
「窓を描いたんだね!いいねー!誰が乗ってるんだろうね!?」
「星をかけるようになったんだ!いいねー!」
「シールけっこうきれいにはれてるねー!いいねー!」
こういう話は少しオーバーな方が、みんな楽しいのです。
飛ばして遊ぼう
まったり手投げで遊ぶ
幼児の場合は、手投げでも十分楽しめます。キャンプ場で遊ぶときは基本的にこちらだと思います。隣接するサイトに入らないように、注意して遊びましょう。
ゴムカタパルトで発射する
もし広い場所があれば、ゴムカタパルトを使って爽快にかっ飛ばしましょう。ためしに、子どもにもやらせてみましたが、ゴムを飛行機に引っ掛ける⇒ゴムを伸ばす⇒飛行機だけ離す、という動作が6さいには結構難しそうでした。ゴムが引っ張る時に、外れちゃったり、飛行機を離す時にゴムも一緒に話しちゃったり。
まとめ
みんなで作って飛ばしたおえかきプレーン。パーツが少ないので、組み立ては簡単です。ちょっとくらいバランスが悪くたって、大丈夫。子どもがじゅうぶん満足するだけ、飛びます。
むしろ、大人の目線できっちり作ることにこだわりすぎて、口をだしすぎると、子どもも楽しくなくなるので注意です。
数100円こんなに楽しめるのは、本当にすばらしいですね!