初心者でも比較的簡単に作業ができる、スパークプラグの交換手順を紹介します。
ショップの目安工賃:1000円
※セルフ整備はあくまで自己責任のもとで行なってください。
交換部品
NGKのプラグは、一般プラグ、イリジウムIXプラグ、MotoDXプラグといった3つのグレードがあります。今回は手持ちのあった最もスタンダードな、一般プラグを使用しました。
【NGK】プラグ(CPR6EA-9S)一方、MotoDXプラグは電極素材、形状が特殊で燃焼効率の高いプラグです。一般プラグ対比、アイドリング時の燃費2.3%向上、寿命は2倍程度向上が期待できます。(メーカーサイト参照)
最高グレードとはいえ1500円程度なので、ランニングコストでみると一般プラグよりお得かもしれません。当然、パフォーマンスも上です。
Amazonのベストセラー1位なので、割とこちらの方が、一般的なのかもしれませんね。
なお、JA07(スタンダード、プロ)、JA10(スタンダード、クロス、プロ)、JA44(スタンダード)、JA45(クロス)、JA48(C125)、JA55(ハンター)などは、プラグの型番が同じです。
[NGK]MotoDXプラグ CPR6EDX-9S交換方法
車体前方からレッグシールドの裏側を覗き込むと、エンジンの横にプラグコードが見えます。プラグコード先端のプラグキャップを持ってひっぱると、キャップが外れます。
プラグキャップを外したところは、こんな感じ。ひょっこりプラグが見えます。
プラグに16mmのプラグソケットをかぶせて、ラチェットで外します。工具によっては、レッグシールドが干渉するので、その際は、レッグシールドを先に外しましょう。
プラグソケットについては、下の記事でも紹介しています。参考にください。
言わずもがな右が交換前です。完全に交換のタイミングを逸していますね。
取り付けは、逆の手順で組んでいきます。まずは、新しいプラグを、手でねじ込めるだけねじ込みます。いきなり工具でぐいぐい締め込むと、誤って斜めに刺さっていた場合、ねじ山を壊すのでやめましょう。
手締めで締め込んだ後は、箱に記載のある通り、ソケットレンチで1/6回転ねじ込みます。なお、プラグの点検や清掃のみで、プラグを再使用する場合は、締付回転角が1/12回転となるので注意です。詳細はメーカーサイト参照ください。
プラグをつけたら、最後にプラグキャップを被せておしまいです。
まとめ
交換だけであれば、作業は10分ほどで完了します。走行距離にもよりますが、少なくとも年に1回は、点検したいところです。なお、今回取り外したプラグは、おそらく走行距離24000kmで、1度も交換されていません。
中古で購入した車両は、早めに確認しましょう。